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NARUMIで働く先輩社員にいろいろな質問に答えてもらいました。
新卒採用
小学生の頃に見たサッカーの国際大会がきっかけで英語に興味を持ち、学生時代は留学や英語サークルで英語中心の生活を送っていたので、仕事でも英語を身近に感じられる生活がしたいと考えていました。就職の際も「英語が使える職場を!」と思い、海外営業部と海外拠点があるNARUMIに決めました。
入社1 ~ 3年目は本社でアメリカ・香港・マカオ・韓国を担当し、OEM担当時は開発部の皆さんと新商品について何度も話し合い、製造や開発の知識を蓄える期間となりました。アジア市場の担当になってからは、ホテル関連の仕事に比重が移っていきましたね。各市場の販売拠点や代理店から情報をもらい、中継地点として営業から開発、出荷までの流れを学びました。ただ、この頃はコロナ禍真っ只中だったため、お客様や商品が使われている現場に直接出向くことができず、とてももどかしい思いをしたのを覚えています。
3年目の終わりにシンガポール駐在のチャンスを頂き、念願の客先訪問と直接営業ができるようになりました。パンデミックが終わりを迎えるにつれて、中近東やインドへ出張に行く機会も増え、今では各国のお客様と関わることができてとても嬉しく思っています。
学生時代から「将来は海外で英語を使った仕事がしたい!」と考えていたので、今の生活はまさに夢の中にいる感覚です。電話、メール、日常会話のすべてが英語なので、とても勉強になります。しかし、駐在生活は海外旅行ではなく仕事なので、常に「英語+α」を目指していきたいです。海外であれば国にこだわりはないので、これから何が起こるかわからないワクワク感も含めて毎日を楽しみたいと思います。
また、コロナ禍で身動きが取れなかったときのもどかしさをよく知っているので、ようやく現地へ赴き、お客様と商談ができることがとてもうれしいです。普段なかなか足を運べない高級ホテルのラウンジへ視察に行ったり、商談ではホテルの搬入口から出入して高級ホテルの裏側を見ることができたりと、面白い機会に恵まれています。
正直な話、特に大変なことが思い浮かびません・・・(笑)強いてあげればシンガポールイングリッシュの発音や表現が独特で聞き取りにくかったことくらいでしょうか。また、シンガポールは多民族国家で中国語や英語が混じった会話も珍しくないので、最初の頃のコミュニケーションは苦労しました。せっかくの恵まれた環境にいるので、今後は中国語も学んでみたいなと思っています。
楽しいことは、多民族国家のため多種多様なご飯が本場に近いレベルで食べられるところですね。また、シンガポールは立地が良いので、連休を使って国外旅行へ行くことがあります。インドネシア工場にいる同僚とバリ島へ観光に行ったこともありますよ。旅行が好きな自分にはすごくあっている国だと感じます。
海外留学中、至る所で日本製品が使われていることに感動し、日本のモノづくりを通じてグローバルに活躍する企業で働きたいという思いで就職活動を行っていました。そんな中、色づかいや組み合わせによって空間演出ができる食器という商材と、若手の内から海外拠点で活躍できるグローバルな環境に惹かれ、NARUMIに入社しました。
入社後は海外営業部に配属され、主にアジア市場を担当し、韓国・フィリピン・香港・マカオ・台湾などの五つ星ホテルや百貨店に対して商品提案や価格交渉などの営業活動を行っています。
商談を通してお客様の要望を形にし、納品した商品が有名ホテルで使用されている様子を見たときにやりがいを感じます。商談では時にお客様から無理難題な要望を受けることもありますが、製造や開発などの社内部署間で調整を行い、お客様の求める商品を提案し、最終的に注文が決まった時には達成感がありますし、納品した商品が使用されている様子をSNSや出張時に見た時にはやりがいを感じます。
出張やプライベートで有名ホテルで食事を取るときには、必ずと言っていいほどレストランで使用されている食器の裏印を確認し、ナルミの食器ではないかチェックしてしまいます。
職場の雰囲気は非常にアットホームな雰囲気です。社内ではフレックス制度を有効活用し、勤務時間を自由に調整している人も多く、私もフレックス制度を利用し、プライベートの時間に充てたり、海外のお客様の勤務時間に合わせて遅く出勤したりしています。
また、若手社員の挑戦に協力的で、自分で手を挙げればチャンスが回ってきやすい職場だと感じます。私が入社したのはコロナ禍真っ只中だったため、中々海外出張に行くことができませんでしたが、コロナが落ち着いてきた2年目にはすぐに出張に行かせていただき、貴重な経験をさせていただきました。
中途採用
前職は百貨店などの催事物産展の企画営業をしていました。食品を扱ってはいましたが、食器には盛り付けない商材を扱っていたので関わりは無く、食器に関する知識はすべて入社後に教わりました。現在は国内営業部でホテル様、レストラン様へ食器をご提案したり、企業様へ記念品やノベルティをご提案することが主な業務です。
仕事の内容はお客様との打ち合わせが主で、シェフや購買ご担当者、企業のご担当者と打ち合わせをして、必要とされている物を提案する事が主な業務となります。クライアントの求められているものに合わせた提案が出来たとご満足の声をいただいた時や、求められている生産納期には間に合わないと工場から回答があった際に社内各部署で納期調整いただきながらお客様の要望に応えられた時に、少しでもお役に立てたという達成感が私にとってやりがいとなっています。
洋食器メーカーとしての私なりの先入観から、百貨店やショールームといった華々しいイメージをもっていました。でも入社してみるとオフィスはすごーく普通の落ち着いた雰囲気でした笑 特に私の勤務する東京オフィスは若手が少ないせいかいつも静かで黙々と仕事に集中出来る環境です。そして奇跡的にも全員が面倒見が良く、なんでも相談が出来る空気に満たされているので入社したてのフワフワした落ち着かない感覚も余裕を持って乗り切れます。
また残業を強いられるようなことは一切ありませんし自分の組み立てで業務出来ますので安心して仕事に取り組めます。環境面としては常時稼働の最先端空気清浄機を完備。昼食は専用テーブルの用意がありますし冷蔵庫、電気ポット、電子レンジも標準装備でお洒落なネスプレッソマシーンもあります笑 やさしい先輩、素敵な上司に囲まれて穏やかな時間が過ぎてゆく中お仕事が出来る恵まれた環境で気持ちよく働く事ができます。
新人に優しい面倒見の良い人ばかりが揃っているので毎日穏やかな気持ちでお仕事に取り組むことが出来ますので、入社したての若い人でもどんどん業務を吸収しながらすぐにでも活躍出来るチャンスがあります。 『でも、食器の事を知らないと通用しないでしょ?』と思いがちですが、知らない部分を都度確認しながら進めることが出来ますし、例えば営業職で自分の担当として受け持ったお客様であっても、前任者や上司のサポートを受けながら不安なくお仕事が出来ますので、ありきたりですがやる気だけを持っていればあとは勝手に付いてきます笑
なので、ぜひ堂々と面接で『食器の事は何も知りません。』と言ってやる気だけアピールしましょう! そしてもしも食器業界経験者のあなただったら即戦力として遠慮なく実力を発揮して伝説を作って下さい!
新卒入社後に国内百貨店営業を担当。店頭販売や外商、催事などを経験しました。
その後、調達部で製品や包材の仕入業務を担当し、この間に2度の育児休暇を取得、現在は子育てをしながら、EC課でオンライン販売に携わっています。外部サイトへの卸売りをメインに担当し、商品提案や売上管理などの営業的側面からページ作成などのささげ業務までの一連をこなしています。
マネージャーとして、新人育成や課のメンバーのとりまとめなど課長補佐的な業務もし、フレックスタイム制や有休制度なども上手に活用して、子育てとの両立をしています。もちろん上司や課のメンバーからの理解があるうえでのことなので、日々感謝しながら業務をこなしています。
現在はオンライン販売に従事しているため、直接お客様と会えない、接客できないのは残念ですが、メールや電話での問い合わせ対応や商品レビューから直接お客さまのお声が聴けるのは嬉しいことです。商品の感想を耳にしたり、永く大切にご愛顧いただいている様子が伺えた際には、感謝の思いでいっぱいになるとともに、いろんな方にNARUMIの良さを知ってもらいたいという意欲が湧いてきます。
また、【直接商品を手に取って見れない】というオンライン販売でのデメリットを、どうやってページ上で克服できるか…試行錯誤の上に出来上がった商品ページをみると達成感を感じますし、お客様の反応があった際にはさらにやりがいを感じます。
平日にこなすことが難しい家事に時間を費やすことが多いですが、家族と過ごす時間や自分一人の時間も確保するように心がけています。限られた時間をどう使うか…。休日でもなるべく早起きし、家事などの必須のタスクはなるべく早めに済ませ、残りの時間はゆっくり過ごします。
週明けの仕事のパフォーマンスが落ちないように、気分をリセットさせる自分一人の時間も大切にしています。ウォーキングにでかけたり、家でゆっくりセルフネイルをしたり、ソファによりかかってネットをみたり。料理をすることが好きなので、作り置きおかずを作る時間も実は自分にとっては充実時間だったりもします。
高校を卒業しNARUMIに入社以来、国内食器事業部門に所属しています。主に、全国のお取引先様からの電話対応、発注の受注管理、売上計上処理などを担当しています。入社当時は電話対応などで分からない事が沢山あり、振り返ればかなり苦戦していましたが、現在は職場環境にも慣れ担当業務も責任と自身を持ち日々対応しています。
私の所属部署はお取引先様と直接コミュニケーションが取れるので、実際に商品が販売される「現場の声」を聞くことができ勉強になる事もとても多いです。また要望などに応えられた時は、うれしい気持ちになり達成感もあります。
高校在学中、就職活動をする中で漠然と「もの」を作って販売している会社がいいなと思っていました。また「もの」といっても自身が興味があることはなんだろうと考えていました。そんな時、NARUMIを知り両親に話したところ、偶然にも両親の結婚式の引き出物がNARUMIの食器だったようで、とても親近感がわきました。
そして実際はどんな商品がどのように販売されているのかとても気になり百貨店へ見に行きました。商品はもちろん陳列なども綺麗でそれを見た時にもっとNARUMIを知りたいという気持ちが芽生え、NARUMIへの入社を決めました。
休日は学生時代の友人と会って食事やカフェに行ったり、お家で過ごす日は海外ドラマ・映画を見たり、語学勉強をして過ごしています。休日も平日と同じような時間に起きて寝るように心がけています。お店で食事をする時は、どのブランドの食器か自然と見るようになりました。
学生時代は運動部でほぼ毎日運動をしていましたが、社会人になってからは運動する機会がめっきり無くなってしまったので、リフレッシュや健康の為にジム通いを始めてランニングや軽い筋トレをしています。
入社1年目には三重工場、そして2年間の本社勤務を経てインドネシア工場へ赴任。生産技術として約4年、主に工場における設備導入や改善を担当してきました。
三重工場では、新人の私は分からないことだらけで失敗の連続でしたが、各職場の方々や先輩方に教わりながら、少しずつ製造の基礎を叩き込む期間となりました。
インドネシア工場では学ぶ段階から実践へ。現在利用されている電気式シャトル炉は、駐在1年目に一部設計から業者とのやり取りをし、そして汗だくになりながらインドネシア人スタッフ達とレンガ積みをして完成させた思い入れの強い設備です。正直、当時は上司におんぶにだっこだった部分も多いですが、海外の業者とやり取りをしながら完成まで一通りを経験出来たことは当時の私にとって大きな財産となりました。
私がNARUMIに入社した理由の一つに「最終製品」を扱っているという点がありました。世界各国で使用されているNARUMIボーンチャイナの多くはインドネシアの工場で製造され輸出されています。
”自分が働くインドネシアの工場から、世界の名だたるホテルやレストラン、各ご家庭に届き、使用してもらえること。”
この事実が私にとってのやりがいの一つでした。
また、食器を購入して実際に使用したり、友人の結婚祝いとして贈った際に喜んでもらえたりすることが、うれしいですね。
インドネシアでは定期的にお客様のホテルやレストランで食事をし、
自分たちの作った食器がどのように使われているのか実際に体感することで、自分たちの仕事に改めて誇りを、そしてやりがいを感じていました。
なかなか工場にいると食器がどのように使用されているのかイメージしづらいですからね。同じ食器でも、工場でみる姿と料理が盛り付けられてテーブルに並ぶ姿は全く違って見えます。
正直、就活を始めるまでは大学の専攻から大きく外れていた「食器業界」には入社どころか、全く検討すらしていませんでした。きっかけは大学で開催された就職説明会でフラっと話を聞きに寄ってみたことでした。そこから興味を持ち調査を始めて就活。気付けば入社から9年が経過し、インドネシアでも働いていました。
この文章を読んでくれている皆さんは、食器・セラミックス・ガラスに興味がある方もいれば、フラっとサイトを覗いてみただけの方もいると思います。業界はもちろんですが、自分の就活の軸ができてくると見る範囲が業界の垣根を超えて広がることがあると思います。様々な会社を見ながら皆さんにとって後悔のない選択ができることを願っています。
現在は食器の研究開発を行う部署に所属し、NARUMIの主力製品であるボーンチャイナの素地や釉薬、装飾材料の開発を行っています。研究開発というと、部屋に籠って実験をするイメージですが、実際は会社の外に出る機会が多いです。例えば、国内製造拠点である三重ナルミ株式会社での生産設備を使用した量産試験や、海外製造拠点であるPTナルミインドネシアでの開発品の生産移管等、NARUMIグループ内で協力し、業務を行うこともあれば、同業/異業他社や大学等へ訪問し、社外を巻き込んだ開発を行うこともあります。
さらには食器以外にも、新事業の立ち上げや試作、品質管理等業務内容は多岐に渡りますが、その分自身のやりがいやレベルアップに直結していると感じています。
一番の決め手は海外拠点の存在でした。学生の頃から海外で働きたいという思いがあり、その思いの根源は、たまたま日本に生まれてずっと日本に住み続けるのは性に合わないとか、日本以外の国に住んでみたら今よりもっと最高の生活が待っているかもしれないとか、ただの好奇心によるものでした。そして、海外で働く。それが実現できるところが今の会社でした。
他には、大学時代にセラミックス、特にガラスの研究をしており、食器に通ずる前知識があったこと。日常生活で使われる身近なものの開発に携わりたかったことも決め手のうちの一つでした。と、入社3年目の今、当時のことを客観的・俯瞰的に考えるとこのような決め手となりますが、当時は直観でNARUMIに入社を決めたような気もします。
社会人といっても、平日の就業後や土日は自由に時間を使うことができます。参考程度に私の生活スタイルを紹介します。部署にも依りますが、現在所属している部署はフレックス導入職場なので、自分で仕事を調整しながら、出勤・退勤時間を決めています。朝型人間の私は朝早く出勤し、夕方16時ごろ退勤することが多いです。帰宅後は友人と美味しくて安いご飯屋さんへ行ったり、一人で雑貨や家具を探索したり、お気に入りの部屋でおうち時間を満喫したりと、様々な過ごし方をしています。
また、NARUMIには、部署・年齢関係無くテニス好きが集まったテニス同好会があります。同好会の練習が平日の夜や、土日にあるので、リフレッシュと運動を兼ねてテニスをすることが多いです。
美術大学で日本画を専攻後、学んできた絵が描ける仕事をと思い、NARUMIに入社しました。国内・海外のホテルレストランを中心に、法人、小売りなど様々なお客様へデザイン提案をしています。簡単なロゴ入れから、幾何学パターン、絵画のようなデザインなど依頼内容は様々です。お客様のリクエストにどれだけ応えられるか、期待を超えられるか。プレッシャーもありますが、楽しくやりがいのある仕事です。
プライベートでは2児の子育て中で、それぞれ育休を1年ずつ取りました。現在は時短勤務、在宅で仕事をしています。デザイン業務は個人作業なので、納期に合わせて自分でスケジュール管理をします。有給やフレックスも取りやすい職場です。おかげで子どもとの時間を多くとることができ、無理なく両立できています。
入社すぐに海外出張の機会に恵まれました。華やかなホテルの世界に感動したのを覚えています。自分のデザインした食器が素晴らしいホテルで使われていること、国境を超えて認められたことを誇らしく感じます。個人ではできない大きな仕事が、会社の仲間たちとなら達成できることが、会社の、NARUMIの強みです。
仲間といえば。入社2年目、小売りで初めて自分のデザインが商品化されました。未熟な新人でしたが、仲間たちの「もっと良くしたい」という熱い想いで、デザインが自分の限界を超えて成長していった経験は、今でも私の芯になっています。
NARUMIで働き始めてから日常でもボーンチャイナを使うようになり、食器が変わるだけでこんなにも料理が華やぐのか、と驚きました。いい食器を使うと、何気ない日常が特別な時間に代わります。私がかかわった商品が、たくさんの人の特別な時間に寄り添えることもやりがいの一つです。
私は日本画出身でデザインの知識は皆無でした。そのため「デザインはできないから・・・」と就職先の幅を自ら狭めていました。しかしデザインソフトなどの技術は仕事であっという間に習得できます。そんな些細なことよりも、デザイン業界の中で、日本画出身という個性の方が何倍も強みである、と気づかされました。
私は今、洋裁や編み物にハマっています。一見まったく別の世界ですが、仕事と趣味それぞれで学ぶことがあり、相互に影響しあっていると感じます。夢中で取り組むと、何からでも学べるものですね。視野を狭くしすぎず、興味のあるものに飛び込んでみるといいかもしれません。
会社に自分を合わせすぎるのではなく、自分の個性や強み、好きなことなど見つめなおし、大事にしてください。NARUMIに新しい風が吹くのを楽しみにしています。
大学では工芸デザイン科で陶芸を専攻していました。学生時代は陶芸といっても、伝統工芸の器やプロダクトデザインではなく現代美術や造形美術の作品制作に熱中していました。卒業後は企業に就職せず、美術作家のアシスタントを数年続けていました。しかし作家の道を追求する事は難しく、将来の生活面を考え就職する選択をとりました。美術経験を活かした陶磁器関係の仕事は間口が狭く、希望する仕事を見つける事は苦労しましたが、縁があり鳴海製陶に中途で入社しました。入社時は印刷の仕事で入りましたが、私の経験を活かしたいという思いがあり、2年後に形状開発の部署に異動させて頂きました。
現在は商品開発部で試作課の課長を務めています。試作課では決定したデザインの試作を行い、サンプル製作をすることで製造課題を検証し、問題なく生産に移行する事が役割です。デザインと製造の両面の知見が必要であり、商品化に至るまでる多くの部署と関わります。商品の価値観を左右する重要な業務の為、難しさや苦労も多いですが非常にやりがいのある仕事です。
入社当時は多くの時間をモノづくりに集中して仕事をする事が出来ました。最初の2年は原版業務、その後異動した形状開発では原型製作を担当し、食器開発における造形表現を一から学びました。原型製作では、一つ一つの工程を丁寧に積み上げることで正確な形状ができる事を学びました。ここでのノウハウは鳴海製陶の造形品質の基礎であり、手順通り進める事で美しい形ができた時は感動した事を覚えています。この時期はほぼ一日中製作の仕事をしており、そこで身に付けた事が現在の食器開発の礎になっていると思います。
その後は原型製作を軸に、業務の幅を試作工程へと広げていきました。当初はデザイン優先の考えが強く、後工程ともめる事もありましたが、製造現場での仕事を直接経験する事で、工程での問題が理解でき、全体で合理的な開発が必要である事を学びました。
自分の中での変化といえば、労働組合の活動へ参加したことです。社内の業務活動だけではなくセラミックス産業全体の課題や、政治、社会活動への取り組みと、大きな枠組みで関わる事ができました。その結果セラミックス他社との繋がりを持つことができ、業務においても仕事に繋がりました。会社の事業に対しても、会社全体で俯瞰した見方や、考え方を身に付ける事ができました。この組合活動を通した経験が現在管理職に従事している事に繋がっています。
試作課の仕事の魅力は開発を通して多くの業態と関われる事です。鳴海製陶のお客様は日常に使われる一般向けから、ホテルレストラン、航空食器、企業様向けと多様です。その中ですべての業態の仕事に関わり、お客様の手に届く最終製品を手掛けます。
社内の環境面ではものづくりの環境が整っています。モデリングから実際の製品ができるまでの環境があり、手技による造形製作から3DCADによる設計、MC加工、試作工程では型製作から成形、焼成、施釉と製品ができるまでの一連の工程が整っています。多くの設備はありますが、個人的には食器という機能を持った特性から、石膏で形を削る作業が、手の中で形になっていく事を実感できとてもやりがいを感じます。
また試作業務を通し多くの経験値を積める事も成長になります。試作工程においては生産工場が国内、海外と2拠点にあり各工場での仕事もあります。異なる文化・風土を持つ人との交流により、モノづくりが経験できます。また材料の観点で見れば、製品で扱うボーンチャイナ、磁器だけでなく、製品を焼成する道具もセラミックス素材です。様々な素材の開発に関わり知見を得る事も魅力の一つです。
以前は粉体機器メーカーに勤務していました。部署移動の多い会社だったので、設計(CAD)や板金、組立て、メンテナンス、プラント工事の施工管理など幅広い業務を経験してきました。現在は産業器材部 製造課の技術員として、工場の合理化や良品率・品質の向上を目指すべく、設備導入や開発、不具合の原因調査から対策の立案・実行などを担当しています。
入社1年目で導入を担当したガラス自動投入ロボットは、構想を練る段階と導入後の不具合改善で非常に苦労しました。今では思い通りに稼働してくれるようになり、大きな達成感を得られています。
地元の企業で、人の生活に身近なものづくりがしたいと考えていました。自身が携わった製品が日常で目に入ることに面白味を感じられるからです。今の職種は前職で得た設備系の知識を活かせる場面がある点も決め手の一つです。
また、本社の所在地が幼い頃に毎日遊んでいた公園の目の前であることに縁を感じました。
高校生の頃からバンド活動を続けています。現在は4つのバンドを掛け持ちしており、休日は練習で忙しいです。
バンドでは、自身のみではなく周りの音を意識しながら演奏することが重要であり、活動を続ける上では情報交換や人脈作りが必須となります。こういった『常に周りを見る(聴く)力』や『協調性』などは、仕事でも活かせているスキルと感じます。
気の合う仲間との大音量での演奏は、最高のリフレッシュになります。
また、奥さんと一緒に美味しいお店を調べて巡るのも好きです。この会社に入社してから、食べ物だけではなく食器にも目が行くようになりました。
就活の際、いくつか候補がある中でNARUMIを志望するきっかけとなったのは自宅にあったNARUMIの食器が素敵なデザインだと感じたからです。そのような経緯から、内定を頂く少し前までは自分は食器に関わる仕事をするのだと思っていました。
蓋を開けてみればトッププレートの生産という業務内容で、自分のイメージとは少し違うものとなりました。しかし、今では飲食店で自分が担当したトッププレートが実際に使われているところや家電量販店などでサンプルとして並んでいる姿を目にすることもあり、日々の自分の業務にやりがいを感じています。
現在は印刷OP7年目で、入社当時と変わらずトッププレートの印刷業務を続けています。
在学中、授業の中で一般的な工具の名前や扱いの指導を受けていたので、入社した際も構造が近いものは職場でも問題なく扱えました。特に製品の重要な要素である”寸法”を計測するノギス(測定器)は私が高校3年間を通し最も多く使用した道具であった為、学生時代の学びと仕事内容のつながりを大きく感じる部分となりました。
また、工作機械等の予備知識も学生時代に培ったものが役立っていると感じます。機械が作動している際は手を出さないことやメンテナンス実施方法など、基本的な考えを学びました。その学びは今でも職場でしっかりと活かされています。
自分の職場は明るい方が多く会話などもよく弾むので、和やかで働きやすい環境が整っています。
印刷業務は簡単なものではなく、場合によっては一つの製品に数時間かかることもあります。誰もが諦めず業務を遂行する姿が見られ、職場全体として責任感を持って取り組んでいます。
しばしばお互いに愚痴をこぼす事などもありますが、その反面助け合うこともあり、完璧ではありませんがまとまりのある良い職場だと思います。
高校生の頃はデザイン工学科で工業デザインに関する勉強をしていました。その知識が活かせる、ものづくりに関わる仕事がしたいと考えていたときにNARUMIの求人を見つけました。
現在は営業企画課の一員として、新製品提案のためのサンプルの試作や試験、データの加工などの開発アシスタント業務を行っています。試作品を作る際はペーストの調合から印刷、焼成までを一通り自分で行います。一回で終わることは少なく、何度も調整を繰り返すので時間もかかりますが、客先の希望に沿ったサンプルを作成できた時は達成感があります。たくさんの設備や器具を使用するので覚えることは多いですが、その分様々な経験をすることができて面白いです。
入社してからできるようになったことは多いですが、学生時代に比べて周囲への質問や相談が積極的にできるようになったことが一番大きな変化だと感じています。
入社してすぐの頃は試作のサンプルが上手く作れなかったり、自分の業務を抱えきれなくなって納期に遅れてしまったりすることがあったのですが、その度に先輩方に相談に乗ってもらって成長することができました。いただいたアドバイスを実践して、更に自分なりに工夫していくうちに作業のコツやタスク管理方法などを身につけることができ同じミスを繰り返すことは無くなりました。
まだまだ未熟な部分が多いですが、最近は自分が教える立場になる場面も増えてきているので疑問を放置することなくこれからも成長していきたいです。
学生の頃に身に着けた知識や経験で、そのまま仕事に繋がっているものがいくつかあります。特に頻度が高いものでいうと、在学中はIllustratorというデザインソフトを使用して作品を制作することが多かったのですが、営業企画課でも同じソフトを使用して印刷用データの作成・加工を行っています。用途は学生の頃と少し違いますが、使い慣れているものなので作業が理解しやすく、困ったときは当時の経験に助けられることも多いです。
Illustratorを使用した作業で困っている方にアドバイスしたり、他の課の業務に協力できたりしたときは学んでいた経験を活かせたようで嬉しかったですし、学んでいて良かったと感じました。